「そこに山があるから」と言ったのは、エベレストで亡くなった英国の登山家ジョージ・マロリーだが、うどんを食べるために、わざわざ山に登る人はいないだろう。そこをあえてやった。標高1212メートル。鈴鹿山脈の主峰、御在所岳山頂のレストランに、おいしいカレーうどんが登場したと聞いたからだ。もちろん、山頂まで登る手軽な手段があるからだが。 (2月21日) [全文へ]
長崎の「松翁軒」は創業天和元年(1681年)のカステラ専門店である。九州以外には店舗を出さない。流れ作業はせず、粉を量るところから焼き上げるまで、一人の職人が責任を持って担当するなど、独自のスタイルを守っている。 (2月25日) [全文へ]
田沢湖からほど近い、秋田・仙北市の夏瀬温泉は、江戸時代から続く名湯だ。同じ市内の角館には、桜や旧家の取材などでよく訪ねるが、この温泉にも3年ほど前、足を延ばす機会があった。 (2月18日) [全文へ]
典雅な王宮文化の薫りが残る古都ジョクジャカルタで、誰もが認める名物料理は「ナシ・グドゥッ」。 (2月24日) [全文へ]
もう20年近く前になるだろうか。上智大学文学部教授の音好宏さんと一晩、東京都内を歩いた。六本木や上野のディスコを巡回してダンスビートに乗せて上半身をくねらせる“西洋盆踊り”を視察したのだ。 (2月12日) [全文へ]
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