ダルビッシュは「リラックスしていた」…建山

　【サプライズ（米アリゾナ州）＝西村海】ポスティングシステム（入札制度）で日本ハムからレンジャーズに移籍したダルビッシュが、サプライズでバッテリーの合同自主トレに参加し、米球界で本格的に始動した。

　早速ブルペンに入ったダルビッシュは、首脳陣が見守る中、ツーシームやカットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップなど多彩な変化球を交えて、約３０球を投げた。捕手役を務めたフェルナンデスは「日本でのキャリアももちろん知っているから、すごくうれしいし、感激した。コースに行かない時に謝ってきたけど、『大丈夫、大丈夫』と言ってやったよ」と笑顔。日本ハム時代以来の同僚となった建山は「リラックスしてやっていた」と振り返り、「徐々に慣れて、本領発揮してくれればいい」と白い歯をのぞかせた。