ドルトムントに完敗、4位にバイエルンは26日、ホームでブンデスリーガ首位のドルトムントと対戦し、1−3で敗れた。バイエルンは3位から4位に後退。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向け、痛い敗北となった。 アリアンツ・アリーナを埋め尽くした6万9000人の観衆は、深く失望した。 9分、守備的MFシュバインシュタイガー(ドイツ代表)のパスミスから逆襲を受け、バリオスに先制点を許した。16分、左MFリベリ(フランス代表)の左CKを左サイドバックのグスタボ(ブラジル人)が右足ボレーで決めた。しかし、同点の時間は極めて短かった。2分後、またも逆襲からピンチを招き、シャヒンに左足ミドルを叩き込まれた。後半も攻め手を見つけられない中、60分、右CKからフンメルスに高い打点のヘッドを決められ、引導を渡された。バイエルンがホームでドルトムントに敗れたのは、20年ぶり。 前期MVPの攻撃的MF香川(日本代表)を故障で欠いても、ドルトムントは強かった。右MFロッベン(オランダ代表)封じのため、左サイドの守備をガッチリ固め、攻撃は徹底したカウンター狙い。前線、中盤のプレスが効いているため、数多くの速攻の好機を作り、ことごとくシュートまでつなげた。完璧な、バイエルン対策だった。 ファンハール監督は「ドルトムントが素晴らしいプレッシングサッカーを見せた。ドルトムントが勝利に値するチームだった」と潔く敗北を認め、「ブンデスリーガ優勝への道は、すでにかけ離れている。われわれは自分たちの足下をみて、再び連勝をスタートさせなければいけない」とチームの立て直しを誓った。 (2011年2月28日 読売新聞)
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