燃えるタイガー、王座奪回を誓う右足中指骨折からの復調を目指すMFシュバインシュタイガーが、徐々に練習ペースを上げている。 キャップ数87のドイツ代表は「痛みが初戦までに消えてくれることを願っている」と述べた。現在は、痛めた指を安定させるためにカーボンでできた特殊な器具をつけてトレーニングを行っている。しかし、彼にとっては骨折した指よりも、不満足な昨季の結果の方が痛かったに違いない。「自分たちは新しいチームで新監督を迎える。前をみて、再びタイトルを奪取する」と、新シーズンに向けて気合を込める。 その目標を達成するために、バイエルンは昨季よりも良いスタートを切らなければいけない。「そこで多くの勝ち点を失った」。シュバインシュタイガーは序盤7試合で勝ち点8ポイント獲得に止まった悪夢のスタートを振り返る。逆にシーズン終盤、バイエルンはラスト5試合で勝ち点13ポイントを奪い、欧州チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ出場権を獲得した。 「昨季ラストのようにプレーすれば、タイトルを逃すことはない」と、シュバインシュタイガー。彼は今季、成功だけではなく「美しいサッカー」をしたいと思っている。「自分たちのことに集中しなければいけない、これが一番大切。コンパクトに戦えば、どのチームも自分たちを破ることは難しい」――。 (2011年7月6日 読売新聞)
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