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新守護神、大いに語る

 ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(25歳)が7日、いよいよバイエルンの一員としてブンデスリーガの舞台に立つ。注目の新守護神が、大いに語った。

 ――ゴールキーパーになると決めたのは、いつ?

 ノイアー「始めからだよ。小さい頃にグラウンドに入っていて、チームにはゴールキーパーがいなかったんだ。監督からゴールに入れと指示が出た。その時、自分の役割を全うし、このポジションから抜けられなくなった」

 ――バイエルンの第一印象は?

 ノイアー「驚いたよ。クラブは全ての面でとてもプロフェッショナル。多くのスタッフがいるけど、皆、各自の分野でプロなんだ。このことを選手たちも知っている。バイエルンは大きな家族だね」

 ――お手本とするのは誰?

 ノイアー「自分は25歳で、既に長いことプロとしてやってきている。お手本はいない。自分を高めることに集中している。だけど子どもの頃はファンデルサル(元オランダ代表。今年5月までマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、引退)にあこがれていた。彼はビルドアップできるゴールキーパーだったからね」

 ――オリヴァー・カーンについてどう思う?

 ノイアー「カーンはとても野心があり、目標を達成することにとても集中していた。バイエルンのゴールを守ると、シュートが枠内に飛んでくることは少ない。そこでは存在感を示さなければいけない。これを彼はスーパーにやり遂げた」

 ――ミュンヘンでキャリアを終えることを想像できる?

 ノイアー「もちろん。だけど、まずはどれだけ自分がここで成長できるかを見てみないと。まずはしっかりとチームに溶けこみたい。それからだね」

2011年8月6日  読売新聞)
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