巨漢ドイツ人なのに、「ビールは駄目」

　ジェローム・ボアテングとビール祭りの相性は、良くない気がする。なぜなら、今季からバイエルンに加入したスター選手は、アルコールを拒絶するからだ。それでも、このドイツ代表は今月２日に初訪問したオクトーバーフェストを満喫したと言う。「シュペーツィ（コーラとレモネードを割った飲み物）とミネラルウォーターを飲んだ。とても楽しかった」。

　２３歳のＤＦは今季、既にバイエルンの一員としてファンに強くアピールしている。センターバックまたは右サイドバックとして、極めて安定した守備を見せ、チームはブンデスリーガ首位を走り、公式戦で１１試合連続無失点を続けている。「堅守はチーム全体の功績」と、１メートル９２、９０キロの巨漢選手はチームメートを称える。

　マンチェスター・シティ（イングランド）から移籍して、まもなく３か月。ベルリン生まれの男は、早くもミュンヘンに溶け込んだ。「クラブの雰囲気がとても良い。選手、スタッフらがお互いにリスペクトし、オープンな関係を保っている」と言う。今後もブンデスリーガ首位を守り、欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）でセンセーションを巻き起こすことを確信している。

FCバイエルン・ミュンヘン　公式サイト