ハノーバーにまさかの敗北も「挫けない」退場者を出して数的不利に陥り、決定的好機のシュートはポストを直撃――。確かに不運があった。それでも、負けは負け。バイエルンは23日夕(日本時間24日未明)、アウェーでハノーバーと対戦し、1−2で敗れた。今季公式戦で、8月7日のブンデスリーガ開幕戦以来、13戦ぶりの敗戦だ。しかしながらブンデスリーガでは首位のままで、2位ドルトムントとは勝ち点3差となった。 バイエルンは開始直後からゲームを支配していたが、得点を奪えない展開が続いた。ハノーバーは堅実に守り、カウンターから好機を作った。23分、相手FWの方から足を絡ませてきたシーンでDFラーム主将(ドイツ代表)のトリッピングと判定されPK。アブデラウェにこれを決められ、バイエルンとGKノイアー(ドイツ代表)のリーガでの無失点記録を771分で止められた。 バイエルンは28分、DFボアテング(ドイツ代表)が暴力行為で一発退場。相手の挑発に乗ってしまったように見えた。50分には相手のシュートをDFに回っていたグスタボ(ブラジル代表)がブロックしたボールがノイアーの逆を突き、不規則な回転でゴールに吸い込まれるという不運が重なっての2点目を失った。 63分、度重なるファウルで左MFリベリ(フランス代表)の突破を食い止めてきたハノーバーの主将チェルンドロが、警告2枚でレッドカードを受け、同数になった。83分に途中交代のMFアラバが1点差に迫るゴールを決めた。しかし88分の守備的MFシュバインシュタイガー(ドイツ代表)の左足シュートは、ポストに阻まれた・・・ 宇佐美貴史はベンチ入りしなかった。 ハインケス監督は「この熱い雰囲気の中で、我々は集中し、かつ冷静にプレーした。敗れはしたが、私はこれまでのいくつかの快勝のゲームよりも満足している。この一戦を契機に、また逞しくなる。この敗戦が、我々を挫けさせることはない」と、極めて前向きに語った。 バイエルンの出場選手は、次の通り。 【GK】ノイアー (2011年10月24日 読売新聞)
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