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タイガー、「もう全く痛くない」

 空中戦での競り合い、痛みで歪んだ顔、担架、右鎖骨の骨折、入院、手術――。これらは、この2週間、バイエルンのファンがシュバインシュタイガーについて連想した、楽しくない表現だ。バイエルンの副主将は、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のナポリ戦(今月2日)で大ケガをした後、初めて現状を語った。

 ――回復状態は?

 「もう全く痛くない。執刀医がよい仕事をしてくれた。後は、 全てがくっついてくれるまで、待つだけ」

 ――日常生活への支障は。

 「靴下や靴を履くだけでも大変。車の運転は無理。ヘアセットも手助けが必要」

 ――19日には、ホームでのドルトムント戦が行われる。

 「素晴らしい試合になるだろう。そのピッチに立つことが出来ず、胸が痛む」


2011年11月16日  読売新聞)
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