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ブレーメン戦へ向けて準備開始

 快晴の30日、バイエルンの選手たちは3日(土曜日)のブレーメン戦へ向けての本格的な準備を開始した。66歳の名将ハインケス監督はインフルエンザの症状が治らず、自宅のベッドでの静養を余儀なくされているが、チームはヘルマン助監督の指揮の下、100分の厳しい練習メニューを消化した。ブンデスリーガで2連敗を喫し、首位の座を明け渡したバイエルン。土曜日のブレーメン戦では、本来の姿を取り戻して欲しい。

 ルンメニゲ社長は「我々を取り巻く批判の声を黙らせる為にも、結果を出すことが最も重要だ」と言う。そして「ドルトムント戦前までは成功への王道を突っ走っていた。我々はブンデスリーガと欧州チャンピオンズリーグの両大会ですばらしいゲームを繰り広げてきた。ただ、ブンデスリーガのここ2試合に関しては努力が足りなかった」と指摘、「我々の目標は今でも《ヘルプスト・マイスター》(ドイツ語「秋の王者」、首位で冬休みに入ったチームに与えられる称号)に輝くことだ。そのためには土曜日にブレーメンを倒すほかない」と力を込める。

 鎖骨骨折後、早くもランニングをこなしている守備的MFシュバインシュタイガー(ドイツ代表)を除き、水曜のトレーニングにはすべての選手が参加した。すねを打撲したFWゴメス(ドイツ代表)は練習途中での離脱を余儀なくされたが、ブレーメン戦への出場には問題ない。


2011年12月2日  読売新聞)
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