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インフルエンザの影響は?

 春の到来を思わせるような温かい日があったと思えば、次の日には雪が降るという変わりやすい気候のため、ミュンヘンではインフルエンザがはやっている。始まりは、2週間前に寝込んでしまったハインケス監督だ。

 そして、今週に入ってからはさらに数名の選手がインフルエンザにかかってしまった。右MFロッベン(オランダ代表)とMFクロース(ドイツ代表)は欧州チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター遠征に同行すらしておらず、FWゴメス(ドイツ代表)とMFミュラー(ドイツ代表)、さらにDFファンボイテン(ベルギー代表)もマンチェスターで感染した。

 11日にはシュトゥットガルト戦が控えており、首位の座を守りたいバイエルンは、どんな先発メンバーとなるのか。ハインケス監督は明言を避けている。

 良いニュースもある。公式練習は予定されていなかった9日、まだインフルエンザが完治していないはずのゴメス、ロッベン、ファンボイテン、クロースがミュンヘンの練習場で汗を流し、約90分のトレーニングをこなした。そのほか左MFリベリ(フランス代表)、GKノイアー(ドイツ代表)、MFアラバ(オーストリア代表)、FWペテルセン(ドイツ人)、MF宇佐美貴史らも練習を行った。「トレーニングを行うかどうかは、選手たちに決断を任せた」と、監督はマンチェスター遠征の疲れを考慮しての指示だと説明した。

 10日には、シュトゥットガルト戦出場メンバーを決定するための最終トレーニングが行われる。この練習を終えて初めて、ハインケス監督は日曜に起用できる選手が分かるという。

2011年12月10日  読売新聞)
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