ミュラーの久々ゴールに、仲間が安堵ドイツ杯準々決勝のシュツットガルト戦でも、右MFミュラー(ドイツ代表)は良いプレーをしていた。自ら得点は決められなかったものの、2アシスト。そして3日後の11日、ミュラーがやっとゴールを決めた。昨年9月24日のレバークーゼン戦以来の得点だった。 見事なヘディングシュートだった。左45度、約35メートルのFKをMFクロース(ドイツ代表)がゴール前にフワリと上げたボールに飛び込み、高い打点のヘッドで決めた。「あんなに高くジャンプできて、相手DFを3人もかわすことができるなんて、自分でもビックリしたよ。あんなに高く飛んだのは初めてだ」と、本人も驚いていた。 南アW杯得点王のゴールが、今季はなかなか生まれず、メディアに騒がれていた。しかしミュラー本人は、「真剣に考えたことはない。僕にとって大事なのは、チームのプレーに貢献すること」と、受け流していた。 FWゴメス(ドイツ代表)は、ミュラーのゴールをとても喜んだ。ミュラーにとってプレッシャーとならないよう、チーム内でも「ミュラーがゴールから遠ざかっている」という話題は触れられなかったという。「冗談も言ってないよ。例え冗談でも、ちょっとは本当のことが含まれているからね」と、ゴメス。22歳の若武者が、このゴールで本来の状態に戻れば、チームの雰囲気はさらに明るくなるだろう。 (2012年2月15日 読売新聞)
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