ほっくり甘い秋を召しあがれ ― いも・くり・かぼちゃスイーツ ―

【左から】「モンブラン　デミサイズ」、10月31日までの期間限定販売の「パンプキンのモンブラン」各473円。

「鳴門金時（281円）」10月7日〜販売。生地にはホワイトチョコがコーティングされています。

【左から】「こいもちゃん（451円）」、「タルト・ポティロン（451円）」。

【左】「さつま芋と葡萄のデニッシュ（315円）」、【右】同商品の「プチデニッシュ（126円）」はパーティでのオードブルやデザートにも最適です。【奥】「バゲット シャテーニュ(368円)」。

　「秋といえば？」と聞かれたら、「味覚の秋」という言葉を思い浮かべる方も多いでしょう。実りの季節を迎え、街角のスイーツショップには秋の食材を使用したスイーツがずらり。プランタン銀座でもほっくりとした優しい甘さが魅力の「いも」「くり」「かぼちゃ」のスイーツが約５０種揃い、女性を中心に大変な人気です。

　栗スイーツの定番であるモンブラン。プランタン銀座本館１階『サロン・ド・テ アンジェリーナ』のモンブランは、さっくりとしたメレンゲの上に無糖の生クリーム、さらにフランスから直輸入している濃厚なマロンペーストをたっぷり使っているのが特徴。パリ本店と同じレシピでつくられています。“モンブランといえばアンジェリーナ”というほど、根強いファンが多い商品です。さらに、毎月変わるマンスリーモンブランもあり、10月は「パンプキンのモンブラン」。マロンペーストにかぼちゃペーストを練り込み、両者の風味がしっかりと感じられる日本の秋ならではのぜいたくなモンブランに仕上がっています。

　プランタン銀座本館地下２階に新しくオープンしたエクレア専門店『パテ・ド・パテ』は、生地の上にケーキのようにクリームを絞った“デコレーションエクレア”が話題のショップ。このエクレアにも、モンブランバージョンがあります。ふんわりとした生地にカスタードとマロンクリームをたっぷり絞り、栗をトッピングした「モンブラン」は見た目も華やかで、常に人気ベスト５にランクインしています。10月7日には、さつま芋の中でも糖度が高い、「鳴門金時」を使用した新作も登場予定です。

　素朴な味わいのほっくり系素材ですが、パティシエの手にかかれば本格的なスイーツに変身します。同じフロアにある『パティスリー ISOZAKI』の「タルト・ポティロン」は、飾りの焼きメレンゲがとても個性的で目を引きます。中には滑らかなかぼちゃ（フランス語でポティロン）のクリームがたっぷり。サクサクのタルト生地との相性も抜群です。同ショップには、「こいもちゃん」というかわいい名前のさつま芋のムースもあります。ほんのり苦みのあるカラメルムースが入り、いちじくソースが隠し味になっている大人の味わい。どちらもパティシエの磯崎賢博（よしひろ）氏が、素材の相性や食感を考えて完成させました。ほっくり系素材を繊細なスイーツとして楽しむことができます。

　また、ほっくり素材はパンとも好相性です。『ビゴの店』からこの秋の新作として登場した「さつま芋と葡萄のデニッシュ」は、サクサクのデニッシュ生地にさつま芋と、レッドルビー（ぶどう）をゴロンとトッピングしたスイーツ感覚の甘いおやつパンです。「パンに合う素材をやっと見つけた」と割田健一シェフがおすすめする自信作で、さつま芋との相性は絶品です。ほかに、「バゲット シャテーニュ」は、栗の粉が入った香ばしいバゲット。こちらはほのかな甘さが感じられる食事パン。お肉や濃厚なソース系の食事に添えると引き立ちます。

　もちろん、そのまま食べても美味しい「いも・くり・かぼちゃ」ですが、各ショップが工夫をこらしたスイーツが多数登場していますので、いろいろ食べ比べてみるのもこの時期ならではの楽しみ方ではないでしょうか。

　プランタン銀座では、10月14日（火）〜11月24日(月)、「秋の味覚フェア 〜いも・くり・かぼちゃスイーツ〜」を開催します。期間限定の商品も多数登場予定ですので、ちょっとした手土産に、または自分へのご褒美に、選んでみてください。

■商品のお問い合わせ

◇モンブラン、パンプキンのモンブラン

本館１階　サロン・ド・テ アンジェリーナ

◇エクレア 鳴門金時

本館地下２階　パテ・ド・パテ

◇こいもちゃん、タルト・ポティロン

本館地下２階　パティスリー ISOZAKI

◇さつま芋と葡萄のデニッシュ、バゲット　シャティーニュ

本館地下２階　ビゴの店

プランタン銀座
03-3567-0077（代表)

プランタン銀座のホームページ

プロフィール
飯塚久美  （いいづか・くみ） さん 広報セクション 2001年6月入社。雑誌へのプレス対応業務担当。 プランタン銀座 http://www.printemps-ginza.co.jp/