マツダ・ファミリア
1963年11月12日朝刊
マツダ・ファミリア
スタンダード 43万8000円
デラックス 46万8000円
- ニュースから
- 東名道路に施行命令 全線一本の整備計画で
建設省は11日、東海道幹線自動車国道(いわゆる東名道路、東京-小牧間延長346.5キロ)の新設整備計画をまとめ、同日、日本道路公団に対し施行命令を出した。
この東名道路はすでに一部開通している名神高速道路につぎ、日本道路公団が着工する高速自動車国道で、すでに昭和37年5月、東京-静岡間、37年9月、豊川-小牧間の両区間につき、それぞれ施行命令が出されていたが、このほど全路線が決定したので全線一本の整備計画をまとめ、あらためて施行命令が出されたもの。(後略)
- 広告から
- ホテル式高級分譲別荘「ピーク熱海」 16〜33坪 550万〜1225万円
- 薬用養命酒 徳用瓶700円 大瓶600円 中瓶370円 小瓶260円
- 週刊読売スポーツ11月22日号 40円
1963年10月3日朝刊
1964年1月10日朝刊
1963年11月、前月に発売されたばかりのマツダ・ファミリアの広告。「スタイルも高速性能も国際水準をゆく」のコピーが、まだ輸入車の人気が高かった当時の自動車業界の雰囲気を感じさせる。
搭載された水冷800ccエンジンは総アルミ合金製で、翌年1月10日の広告では「ハイウェーをつっ走る<白いエンジン>」として、前面に出されている。
ファミリアはマツダの代表的ファミリーカーとして9代にわたってモデルチェンジを重ね、現在は「ファミリアバン」としてその名が受け継がれている。
自動車の話題
ビルの車庫作り余波で 屋上のバラック急増
青空駐車が禁止されてから、東京都内のビルの屋上に木造の建て増しが続々増えている。車庫にするためつぶした1階の宿直室や居室が屋上に押しあげられ、ハミ出し建築となった――と聞けばなるほどと思うが、問題はこれが違法で、火事の危険が大きく、しかも逃げ場がないということ。東京消防庁は査察を強化し、都首都整備局に取り締まりを依頼し、悪質建築は取り壊す方針だという(後略)。(10月8日朝刊)
現代人のユメ 自動車…我が家…旅行
“あなたは100万円もらったらどうするか”。月収3万円のサラリーマンなら3年分の給料ともいえる“100万円”にかけるさまざまな夢を高校生たちが調べた。世田谷・都立千歳高校の1年7組の生徒たちで…(中略)。
【16歳―20歳】 多いのは旅行で、女24%、男12%。自動車を買うというのが男に15%もあり、行動的な楽しみを求めている。女の装飾費10%も年齢からうなずける。
【21歳―25歳】 男は車購入が34%に達し、マイ・カーの魅力はこの年代に強くなる。一度は狭い日本から出ようと海外旅行を男女ともそれぞれ18%が取り上げている(後略)。(10月15日夕刊)
「懐かしの車たち」皆さんの思い
「懐かしの車たち」では、ご覧になりたい車の広告を募集します。
また、その車への思いをお寄せください。
(2011年3月15日 読売新聞)