バドミントン男子・田児と佐々木、ダブル出場射程
バドミントン・男子シングルスの田児(たご)賢一(22)(NTT東日本)と佐々木翔(29)(トナミ運輸)は、今月の全日本総合選手権で3年連続で決勝で対戦したライバル同士。
2人がしのぎを削れば、初の五輪出場も見えてくる。
実績でリードしてきたのは田児だ。10月のフランスオープンで準優勝しており、「五輪に出るだけでなく、メダルを取ることが目標」。
佐々木は、6月のインドネシアオープンで、北京五輪金メダリストの林丹(中国)に勝ち、8月の世界選手権では8強入り。左腕から繰り出すスマッシュを武器とし、レシーブ力も上がった。今季の好成績に「やってきたことは間違っていない」と自信を深める。
11日の全日本総合決勝では、田児が第1ゲーム序盤に連続得点で佐々木を圧倒し、そのままストレート勝ちで4連覇を果たした。「パワーとスタミナは自信がある。小さくバドミントンをしたくない」と言う世界ランク6位の佐々木に対し、「バドミントンはミスをしてはいけないスポーツ。相手にいい体勢で打たせないようにしている」と同12位の田児。そろっての五輪出場には、来年4月時点で2人とも16位までに入ることが条件となる。(大野展誠)
(2011年12月17日07時41分 読売新聞)
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