夢は五輪で金、トレセンの３人が「卒業」

　日本オリンピック委員会が２００８年にスタートさせた「エリートアカデミー」の初めての修了式が１日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた。

　全国の有望な中学、高校生が親元を離れ、トレセンで生活しながら練習に励む新しい取り組みで、今年は２００９年に入校したレスリングとフェンシングの女子選手３人がアカデミーを「卒業」。それぞれ大学に進んで競技を続ける。

　世界ジュニア優勝など海外でも活躍し、日大に進学するレスリングの村田夏南子は「アカデミーの卒業生であることを誇りに思います。４年後の五輪で金メダルを取って恩返ししたい」とあいさつした。