『昭和陸軍の軌跡』 川田稔著
満州事変以後、日本の政治の実権を掌握した陸軍。組織として政治を動かすことを主張し、政策構想を打ち立てた永田鉄山は派閥抗争の中で暗殺され、構想を引き継いだ石原莞爾、武藤章、田中新一らの下で日本は破局へと導かれていく。
壮大なビジョンと激しい派閥抗争の交錯を詳細に追い、剣を帯びた官僚たちの亡国遊戯のさまを描き出した。(中公新書、940円)
(2012年2月20日 読売新聞)
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