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『江戸の可愛らしい化物たち』 アダム・カバット著

 見越(みこし)入道、ろくろ首、豆腐小僧……。江戸時代の娯楽本・草双紙に描かれた化物たちの活躍を、現代のトピックになぞらえつつ絵解きする。現代人同様、リフォームを試みたり、結婚式をプロデュースしたりする化物たち。

 その様を読んで面白がる感性は、今も昔も変わりがないと気付かされる。ちなみに、化物たちにとってのリフォームはとことん家をぶち壊すこと。結婚式場は(たぬき)の金玉の上だ。(祥伝社新書、780円)

2012年2月27日  読売新聞)

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