入札球団　西武きょう受諾決定

　西武は１３日、ポスティングシステム（入札制度）で米大リーグ入りを目指す松坂大輔投手（２６）について、１４日に球団の取締役会を開くと発表した。米球団最高入札額を受諾することを正式決定する見込みで、取締役会後に太田秀和球団社長兼オーナー代行が会見する。

　西武は、日本時間１５日午前７時の期限までに、日本のコミッショナー事務局を通じ、米大リーグ機構に受諾の意向を通知し、その後落札球団名が明らかになる。落札球団には松坂投手との３０日間の独占交渉権が与えられる。

　最高入札金額は明らかになっていないが、米国での報道では、レッドソックス、ヤンキース、レンジャーズなどが入札に参加、落札額は３８００万ドル（４４億７０００万円）から４５００万ドル（５３億円）に達するとの見方が出ている。