松坂5回零封9勝 球威、笑顔戻る「今日やっと戻ってきた」レッドソックス 6―1 アストロズ 六回のマウンドに向かいかけた松坂に、「終わりだ」と声がかかった。右肩痛で故障者リスト入りして以降、2度目の登板の右腕に、首脳陣が考えていた「85」という投球数に達していた。 五回に1安打2四球で、31球を費やし、計87球に達した。ただ、四回までは、ストライクが先行していた。球威も十分で、フランコナ監督は「球が切れていた」。背番号18も「最低限あれくらい腕を振ることができれば問題ない」と、納得の投球だった。 前回の登板は、1回0/3でKOという屈辱を味わった。ただ、そんなことは忘れ去った。「自分の中で、前回のは登板にカウントしていません。今日やっと戻ってくることができた」と、笑った。少し荒れるが、痛打されない投球に加え、人なつっこい笑顔と、おちゃめなコメントも取り戻した27歳を、チームメートは「やっと帰ってきたな」と祝福したという。(ヒューストン、臼田雄一) (2008年6月29日 読売新聞)
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