松坂、2失点11勝完封ペースイチロー崩すレッドソックス 4―2 マリナーズ 松坂は昨年5月以来の完投、さらにはメジャー初の完封を見据えていた。しかし、そこに立ちはだかったのはイチローだった。七回を終えて、散発2安打無失点。球数は90球で、最近では最も安定した内容だった。しかし八回、イチローに変化球を中越え適時二塁打され、気を落としたのか、続くロペスにも中前適時打を許して降板した。 松坂はこの日の白星で11勝1敗。リーグトップの勝率を9割1分7厘に伸ばしたが、試合後は唇をかみしめた。「今日しなければ、いつ完投するんだという感じ」。特に意識していたイチローに痛打されたことで、余計に悔しさをにじませた。 一方のイチローは「そこにいるのは松坂大輔。それは楽しい」と、対戦を満喫した様子だった。実力と誇りを持った両雄の対決は、試合の勝ち負けを超えて、いつも勝負の面白さがいっぱいだ。(シアトル、清水裕) (2008年7月24日 読売新聞)
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