現在位置は です

本文です

『シンデレラの罠』 セバスチアン・ジャプリゾ著

 目覚めると「わたし」は顔と手に大火傷(やけど)を負い記憶を失っていた。1人の娘が火事で死に、いっしょにいたもう1人が生き残ったのだという。

 痛みに満ちた光となって(ひらめ)く謎の言葉をたどる「わたし」は探偵で、証人で、被害者で、犯人でもある。「わたし」はいったい誰なのか? 平岡敦の新訳で(よみがえ)ったフランス・ミステリーの傑作。(創元推理文庫、740円)

 評・川口晴美(詩人)

2012年4月19日  読売新聞)

 ピックアップ

トップ


現在位置は です



編集者が選ぶ2011年海外ミステリー

海外ミステリーが傑作揃いだった2011年。各社担当編集者のベスト5を紹介します。

連載・企画

海外ミステリー応援隊【番外編】 2011年総括座談会
世界の長・短編大豊作…やはり新作「007」、「犯罪」不思議な味、北欧モノ健在(11月29日)

読書委員が選ぶ「震災後」の一冊

東日本大震災後の今だからこそ読みたい本20冊を被災3県の学校などに寄贈するプロジェクト

読売文学賞

読売文学賞の人びと
第63回受賞者にインタビュー

リンク