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「少しずつ実感」メダルから一夜明け、荒川静香が感想

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エキシビションの練習に参加、笑顔を見せる荒川=和田康司撮影

 【トリノ=小島剛】トリノ五輪フィギュアスケート女子シングルで、金メダルに輝いた荒川静香選手(24)は24日朝(現地時間)、パラベラ競技場で、同夜のエキシビションに備えた練習を行った。

 軽やかな滑りを見せた後、「(優勝した)実感が少しずつわいてきた」と、メダル獲得から一夜明けた感想を語った。

 同日午前8時ごろ(同)、日本フィギュア初の金メダリストを生んだリンクに、日本選手団の白いウエア姿で再び登場。前夜は日本のテレビ局の出演が相次ぎ、目を真っ赤にしながら、「1時間しか眠れなかった」。それでも、村主章枝(すぐり・ふみえ)選手(25)ら各種目上位の計約30選手と一緒に滑った。

 エキシビションで披露するとみられる、背中を大きく反らしながら滑る得意の「イナバウアー」など、約40分間体を動かした。ほかの選手から祝福を受け、笑顔を浮かべたほか、競技場を後にするバスの中から、報道陣に向かって金メダルを振り、喜びを表現していた。

 また、女子シングルで銅メダルに終わったロシアのイリーナ・スルツカヤ選手(27)は落胆した様子で、全体練習にはほとんど加わらなかった。銀メダルの米国のサーシャ・コーエン選手(21)は姿を見せなかった。

2006年2月24日21時31分  読売新聞)
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