現在位置は です

本文です

ロングセラーの周辺


 東京郊外のベッドタウンで生まれ、外国人と接する機会は少なかった。 (5月11日)[全文へ]


 前衛芸術家で芥川賞作家でもある著者は、「新解さん」「老人力」など、卓越した造語能力の持ち主としても知られる。最近では、良い墓を建てるための活動を「墓活(ぼかつ)」と表現していた。 (4月25日)[全文へ]


 先日、取材先で著者に会い、急にこのエッセー集を読みたくなった。代表作「深夜特急」シリーズに熱くなった学生の頃とは違った出会いを予感したからだ。 (4月18日)[全文へ]


 幼い頃は童話が好きで、実家にあった全集をよく読んでいた。 (4月13日)[全文へ]


 恋愛の先に潜む秘密を切実に知りたかった思春期、谷崎潤一郎(1886〜1965年)の小説に手を伸ばした読者は多いだろう。 (4月4日)[全文へ]


 【政界】〔不合理と金権とが物を言う〕政治家の社会 (3月28日)[全文へ]


 書店の文庫コーナーの中でも真っ黒な装丁がとりわけ目を引く本多勝一シリーズ。その中で最も売れている本だ。「句読点のうちかた」「修飾の順序」「助詞の使い方」など、日本語を書くための基本的な技術が網羅されており、出版後30年を経た今も「お手本」として座右の書にする文筆家は多い。 (3月21日)[全文へ]


 小説が映像化されて、想像したイメージとの差にがっかりさせられるのはよくある話。 (3月14日)[全文へ]


 江戸時代に大名はどれだけいたのか。すべてを言える人はほとんどいないだろう。 (3月7日)[全文へ]


 料理エッセーは今や花盛りだが、本書はその先駆け。歌手として戦後シャンソン界を引っ張り、2010年に亡くなった著者は随筆の名手でもあった。 (2月29日)[全文へ]


 アニメ、コミック、ゲーム……。熱狂的なファンがいる一方、その他の人々からは縁遠く見られがちだった「オタク系文化」を歴史的、文化的状況の中に位置づけ、オタク以外の人々も振り向かせたという意味で、21世紀最初の年に出た本書の功績は大きい。 (2月22日)[全文へ]


 群馬県の高崎高校が甲子園出場を決めた。 (2月15日)[全文へ]


 1980年代から90年代にかけて著者は「パスティーシュ(文体模倣)の旗手」と呼ばれ、キレにキレまくっていた。 (2月8日)[全文へ]


 2006年にウィーン美術史美術館を限られた短い時間で回った際、大半を16世紀のネーデルラント(オランダなどの低地)の画家ピーテル・ブリューゲルの絵画の前で過ごした。作品の魅力を学生時代に教えてくれたのが、日本エッセイスト・クラブ賞受賞作のこのエッセーだ。 (2月1日)[全文へ]


 天平の(いらか)とは、戒律の根本道場として天平時代に建てられた奈良・唐招提寺金堂の鴟尾(しび)を指す。解体修理に伴い屋根から下ろされた創建時のそれを間近で見たことがある。1200年以上風雨に耐えた傷だらけの姿に、戒律伝来の歴史を感じたことを思い出す。 (1月25日)[全文へ]


 小説のヒロインには美人が多いが本書は違う。 (1月18日)[全文へ]


 心に太陽を持て。/あらしが ふこうと、/ふぶきが こようと、/天には黒くも、/地には争いが絶えなかろうと、/いつも、心に太陽を持て。/(以下略) (12月28日)[全文へ]


 もうすぐクリスマスが来る。有名すぎるけれど、この時期に必ず読み返したくなる作品がある。米国を代表する短編作家が残した一編「賢者の贈りもの」だ。 (12月20日)[全文へ]


 11月21日に亡くなった落語界の風雲児が29歳の時に著した処女作。 (12月14日)[全文へ]


 タイトルの小編を含む13編のエッセーは、その一つひとつが、中世社会の不可思議な魔境をのぞくような刺激に満ちている。 (12月7日)[全文へ]




現在位置は です


読売新聞から電子書籍


気になる連載やコラムまとめ読み!復刊小説も。

編集者が選ぶ2011年海外ミステリー

海外ミステリーが傑作揃いだった2011年。各社担当編集者のベスト5を紹介します。

連載・企画

海外ミステリー応援隊【番外編】 2011年総括座談会
世界の長・短編大豊作…やはり新作「007」、「犯罪」不思議な味、北欧モノ健在(11月29日)

読書委員が選ぶ「震災後」の一冊

東日本大震災後の今だからこそ読みたい本20冊を被災3県の学校などに寄贈するプロジェクト

読売文学賞

読売文学賞の人びと
第63回受賞者にインタビュー

リンク