戦後初大会 日独招かれず
1945年、長かった戦争が終わり、48年に夏季五輪がロンドンで開かれました。敗戦国の日本とドイツは参加できず、戦争の爪痕が残る大会でした。
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40年に予定されていた東京大会は、日中戦争の拡大で日本政府が返上。44年のロンドン大会も、第2次大戦により中止された。
36年以来、12年間の空白。それでも、再起に向けた国際オリンピック委員会の動きは早かった。戦争終結直後の8月に理事会を開いて3年後の開催を確認。翌年の郵便投票で、開催地をロンドンに決めた。
戦勝国とはいえ疲弊していた英国。食料難の問題もあったが、参加した国、地域は59、選手数は4104人に達し、ナチスの大会と言われた12年前のベルリン大会を上回った。ただし、開催国の感情を配慮し、ドイツと日本には招待状は送られなかった。
(2012年4月15日 読売新聞)
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