ロンドンの金メダル、１０〜１２個…塚原総監督

　ロンドン五輪で日本選手団の総監督を務める日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の塚原光男・選手強化副本部長は１日、都内で開かれた選手強化本部会で、ロンドン五輪の金メダルは現状で１０から１２個程度になるとの見通しを明らかにした。

　２月までに実施した主な競技団体への聞き取り調査の結果を踏まえたもの。

　ＪＯＣは金メダルの目標数を決めず、「金メダル数世界５位」を目指すとしているが、実際に５位を達成するためには１５〜１８個の金メダルが必要とみられる。塚原副本部長は「（１０〜１２個は）確実に取れる部分。あとは、可能性のある競技に強化費を配分するなどして、上積みを目指す」としている。