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中3白井、ゆか2位…全日本団体種目別選手権

 体操・全日本団体・種目別選手権第1日(4日・千葉ポートアリーナ)――種目別予選が行われ、男子は、世界選手権個人総合3連覇の内村航平(コナミ)が、ゆか、あん馬、鉄棒の出場全3種目で首位通過。横浜市立寺尾中3年の白井健三(鶴見ジュニアク)がゆかで2位に入った。

 女子は、世界選手権代表の美濃部ゆう(朝日生命)が、段違い平行棒と平均台でトップで通過した。

 ■内村も驚く高難度

 ゆか2位で決勝に進んだ15歳の白井は、「緊張したけど、元気良くできた」と丸刈りの頭をかいて喜んだ。15・650点の高得点をたたき出したが、周囲を驚かせたのは技の難度を示すD得点。3歳からトランポリンで鍛えたひねりの技術を駆使し、この日最高の6・9点の構成をやってのけた。

 細身の体をバネのようにしならせ、着地もまとめる圧巻の演技に、内村も「(15歳の時の自分より)全然すごい」と舌を巻いた。白井は「決勝では、内村君に出来栄えで勝負したい」と話した。

2011年11月5日  読売新聞)

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