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若手台頭、なでしこに刺激…172センチ大滝

長身を生かしたプレーで存在感を示した大滝

 サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン」の和歌山合宿は2日目の11日、初めて実戦練習を行った。

 代表入りを目指す「なでしこチャレンジ」、U―20(20歳以下)代表らと20分のゲームを3本。U―20には1―0で勝ったものの、残りは引き分けに終わり、若手の底上げを肌で感じる結果となった。

 なでしこチャレンジで存在感を見せたのが、1月にリヨン(仏)と契約したFW大滝(早大)。なでしこにはない1メートル72の高さを生かしたプレーで再三、ゴールに迫った。

 本人は無得点に終わったことを反省したが、「裏に抜けるタイミングは、通用しそう」と手応えを感じていた。若手の台頭にFW大野(INAC)は「うかうかしていられないな」と表情を引き締めた。

 佐々木監督は「光るものは若手にしか感じなかった。なでしこが危機感を持ってくれたなら、大成功」と、各世代との合同合宿に満足していた。

2012年2月12日  読売新聞)

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