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吉田・伊調、Vなら五輪…レスリング全日本

 ロンドン五輪代表選考会を兼ねたレスリングの全日本選手権は、21〜23日に東京・代々木第2体育館で行われる。

 9月の世界選手権(イスタンブール)で女子は金メダル、男子はメダルを獲得した計5人が優勝すれば、五輪代表に内定する。

 女子は、五輪3連覇がかかる55キロ級の吉田沙保里、63キロ級の伊調馨(ともにALSOK)と、初の五輪出場を狙う48キロ級の小原日登美(自衛隊)が代表内定を目指す。大会10連覇がかかる吉田は「しっかりと代表入りを決め、五輪3連覇を目指したい」、9度目の優勝を狙う伊調は「練習し続けている技を一つでも多く出したい」と意気込む。

 48キロ級には、世界選手権51キロ級5位で伸び盛りの志土地希果(しどちまれか)(至学館大)が階級を落として参戦。元世界女王で今年に入って現役に復帰した山本美憂(白寿生科学研究所)も8年ぶりに出場する。五輪2大会連続銅メダルの72キロ級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は、男女を通じて最多の15度目の優勝を目指す。

 男子は、世界選手権でフリースタイル60キロ級の湯元健一(ALSOK)が銅、同66キロ級の米満達弘(自衛隊)が銀メダルを獲得し、今大会での五輪代表入りを狙う。60キロ級は前回2位の高塚紀行(自衛隊)らも出場し、激戦が予想される。

2011年12月18日  読売新聞)

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