(下)totoで芝生の校庭作り
日本スポーツ振興センター 理事長 小野清子さん
日本代表には、南アW杯でぜひ、グループリーグを突破してほしい。その勝利による感動が、スポーツは素晴らしいという思いを国民全体に広げるからだ。
私どもは「スポーツ振興くじtoto」の収益により、スポーツ環境整備を支援している。totoが売れなければ、スポーツの役に立てない。どうしたら売れるかを考え抜いてBIGを考案し、それが支持されるようになって売り上げが伸びて、色々な協力が出来るようになった。累計で268億円を助成している。
各種助成の中で、私が一番力を入れているのは、グラウンドや校庭の芝生化だ。校庭を芝生化した学校は、子どもたちが休み時間に、はだしで校庭に飛び出して行く。スポーツへの自発的行動を、芝生が呼び込んでいる。サッカーの練習、試合でも、芝生の上なら、スライディングタックルをしても痛くないし、オーバーヘッドキックにだって挑戦出来る。
totoを買うことは当せん金への夢を膨らませると同時に、スポーツ環境整備への貴重な寄付につながる。totoがスポーツに大いに役立っていることを、さらにPRしていきたい。(談)
(2010年6月4日 読売新聞)
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