HONライン倶楽部
「私がもらって当然だと思う」。芥川賞発表後の不機嫌発言で注目され、田中慎弥さん(39)は一気に有名になりました。25万部余りが出版された受賞作『共喰い』(集英社)をはじめ、田中文学を読者はどう読んだのか。騒動が収束しつつある今、あえて声を集めました。 (4月24日)[全文へ]
- 田中慎弥の巻 強烈な描写奇妙な展開 (4月24日)
- 犬の本 人に寄り添う「家族・友人」 (3月27日)
- 青山七恵の巻 家族や日常を温かく描く (2月28日)
- 柳田国男の巻 日本の民俗や伝承を探究 (1月31日)
- 2011年最高の1冊 人生の営みや歴史に学ぶ (12月27日)
- 綿矢りさの巻 若さに揺れる心を奏でる (11月29日)
- 向田邦子の巻 人間への深い洞察と愛情 (10月25日)
- 誉田哲也の巻 女性がたくましく躍動的 (9月27日)
- 河野裕子の巻 女の真情 詠い抜いた一生 (8月30日)
- 井上荒野の巻 愛の複雑さと生への潔さ (7月26日)
- 金子みすゞの巻 万物の心と同化した叙情 (6月28日)
- 不安乗り越え生きる指針 (5月31日)
- こんな時だからこそ読みたい本(上) 悲しみに耐え前へと進む (5月24日)