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伊方原発3号機のストレステスト結果、午後提出

 四国電力は14日午後、定期検査で停止中の伊方原子力発電所3号機(愛媛県)について、想定を超える地震や津波にも施設や設備が十分耐えられるとする「ストレステスト(耐性検査)」の結果を、経済産業省原子力安全・保安院に提出する。結果提出は関西電力大飯3号機(福井県)に次いで国内2番目。

 原発の再稼働を巡っては、保安院が2006年から各社に原発の安全性を点検させる「耐震安全性評価」の作業を進めており、この手続きはストレステストの結果にも影響する。伊方3号機は大飯3号機よりも耐震安全性評価が先行しているため、再稼働も大飯3号より早まる可能性がある。

 これに先立ち、保安院は同日午前、ストレステストの内容を評価する専門家の意見聴取会を初開催した。冒頭、一部委員がテストを再稼働の条件とした政府の姿勢について、「テストは運転を再開するために行うのではなく、安全評価をするためのもの。いま運転している原発の安全性の方が気になる」と批判した。

2011年11月14日10時38分  読売新聞)

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