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晴れてもレインブーツ

合わせやすいショート丈

「ブリジットバーキン」のショート丈レインブーツ(手前右、奥)は、ベルトなどを取り外せる。「ボンディール」のハーフ丈(手前左)は履きやすさが人気(高島屋大阪店で)
ウエッジソールで履きやすいショート丈。白いスカートなどと合わせると、すっきりとした初夏の装いになる(クロールバリエ神戸元町店で)

 各地で例年より早く梅雨入りし、百貨店や靴店には多彩なデザインのレインブーツが並んでいる。今季注目されているのは、ロング丈より、脱ぎ履きしやすい短めの丈。ブーツ感覚で、雨の日以外にもおしゃれを楽しめる商品がそろっている。

 今春、婦人靴売り場に雨靴専用コーナーを設けた高島屋大阪店(大阪市)では、品ぞろえを前年の2割増の約60種類に充実させた。昨年の秋冬に足首丈のブーツが流行したため、今季はレインブーツも、15センチ前後の「ショート丈」や、約25センチの「ハーフ丈」に関心が集まっているという。

 同店で扱っている婦人靴ブランド「ブリジットバーキン」のショートブーツ(1万2390円)は、履き口にサテン地のフリルがあしらわれている。色はベージュとグレー、黒の3種類で、ヒールは高さ8センチとエレガントなデザインだ。足首部分を着脱可能なベルトとコサージュで飾ることができ、華やかな印象を演出できる。

 売り場担当の丹南(たんなん)亜希子さんは、「ショートタイプのレインブーツは脱ぎやすく、蒸れにくい。細いパンツや短いスカートと合わせるなど、幅広いおしゃれが楽しめます」と薦める。

 高いヒールが苦手な人には、ほとんどかかとの高さがなく、靴底が平らなタイプもある。同店で扱う婦人靴ブランド「ボンディール」のハーフ丈レインブーツ(1万2390円)は、接地面が広く、スニーカーのような履き心地。売り場スタッフによると、幅広い年齢層に好評という。

 東京や福岡などに路面店を構える婦人靴メーカー「バス・コーポレーション」(神戸市)でも、ショート丈の新作がOLや主婦に人気だ。

 同社のクロールバリエ神戸元町店では、エナメル製ブーツ(1万3440円)が売れている。独自に開発した伸縮性に優れた素材で履き心地が良く、土踏まず部分のアーチがないウエッジソールのため安定感がある。外側に付いたタッセル(房飾り)がアクセントになっている。

 色は緑と青、淡いグレー、黒の4種類。どんな服にも合わせやすく、広報担当の小川亜紀子さんは、「ファッション性の高いショート丈のレインブーツなら、職場にも履いて行きやすい。丈の長いブラウスやワンピース、レギンスと合わせれば軽やかな装いになり、全体のバランスがきれいに見えます」と提案する。

 ロングブーツに比べ型くずれはしにくいが、手入れはしっかりしておきたい。小川さんは「履いた後は、柔らかい布で表面を軽くふくようにしてください」とアドバイスしている。

2011年5月30日  読売新聞)

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