毎年、小論文、国語、そして英語と文系科目の入試問題に、読売新聞、英字新聞デイリー・ヨミウリなどからの引用が多く見られます。2011年度入試では143大学からあり、出題件数は201件にも上っています＝読売新聞、学研教育出版調べ、2011年7月1日現在＝。入試に取り上げた大学は、筑波大、名古屋市立大、大阪大、広島大、上智大、中央大、日本大、順天堂大、早稲田大、同志社大、福岡大など。そこで、これほど出題が集中する読売新聞を使った入試対策について考えてみましょう。

なぜ読売が入試に頻出するのか、有名予備校講師が徹底解析

読売新聞からどのような記事が引用されたかを見てみましょう。記事別に見ると一般記事51件、寄稿20件、社説20件、連載記事17件、コラム10件などでした。デイリー・ヨミウリからは76件の出題がありました。また、出題科目別に見ると、小論文92件、英語66件、国語31件、その他12件でした。デイリー・ヨミウリの記事は、英語の科目のみならず小論文でも出題されています。

		出題のあった学校を科目別に分類しました。

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