ソウル 具は一種、韓国式オデン「アジュモニ(おばさん)、オデン1本!」。氷点下のソウル中心部、南大門市場の昼下がり。白い息を吐きながら屋台に集まった会社員らが、ずんどう鍋の中の竹串に刺さった熱々の練り物をガブリ。これが韓国式の「オデン」だ。 名前の通り元々は、日本から伝わった食べ物らしい。ただし具は「オムク」と呼ばれる、魚のすり身で作った平べったい練り製品のみ。韓国ではスーパーでも買える。味はさつま揚げに似ていて、日本の観光客らにも人気だ。この屋台では1本700ウォン(約50円)。庶民に愛される間食だ。 シメにはだし汁を紙コップに入れて飲む。店員の ◎
冬の屋台と言えば韓国風タイ焼き「プンオパン」も有名。 プンオはフナの意で、タイ焼きより小ぶり、皮はサクサク、あんこの甘みは控えめ。 場所により、1000ウォン(約70円)で3〜6個ほど。 (2012年2月10日 読売新聞)
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