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平家雛 宮島名物に…広島

竹井さんが宮島の新たな特産品にと考えた「平家雛」の土鈴(廿日市市で)=浜井孝幸撮影

 平清盛が現在の形に造営したとされる世界遺産・厳島神社のある宮島(廿日市市)で、島内唯一の土鈴作り業者が27日、平家一族にちなんだ「平家雛 (へいけびな)」100個の出荷を終えた。

 来年1月のNHK大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせて、新たな特産品にしようと誕生した。

 創業約100年の陶器製造業者、竹井奎子(けいこ)さん(74)が考案。男女一組の土鈴人形(幅・高さいずれも約9センチ)で、栄華を誇った清盛らをイメージした。緑色の着物姿の男性は横笛を吹き、赤の女性は扇を手にした。家紋のアゲハチョウもあしらった。竹井さんは「ドラマ効果で、宮島への観光客が鈴なりになれば」と話す。各土産物店で近く、一組3000円前後で販売される。

2011年12月31日  読売新聞)

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