ネット活用力をテスト 13年度から小中学生6000人抽出
文部科学省は、小中学生がパソコンなどの情報通信機器(ICT)を使いこなす力を測る「デジタル学力テスト」を2013年度から実施することを決めた。
インターネットで必要な情報を探し出し、自分なりにまとめる力は、仕事や日常生活に必須となっており、テスト結果は学校の指導改善などに向けた資料とする。来年度予算概算要求に問題作成や予備調査の費用1億3700万円を計上した。
テストは全国の小中学生から少なくとも計6000人を抽出して実施。架空のウェブサイトから解答に必要な情報を選び出し、グラフを作成して自分の考えを示すといった出題形式になる。テスト時のパソコンの操作履歴も分析し、つまずきの原因を探る。またネット上でのいじめや犯罪が問題となっていることから、ICTを適切に使うための態度や知識も問う。
こうした学力は国際的にも注目されており、09年に経済協力開発機構(OECD)が初めて実施した「デジタル読解力」調査で、日本は19の国・地域中4位だった。
(2011年10月31日 読売新聞)
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