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ガリバー・カー・オブ・ザ・イヤー2011【中古車部門】

 前回に続き、ガリバー・カー・オブ・ザ・イヤー2011より。前回は新車部門をお届けしましたが、今回は中古車部門を紹介させていただきます。

 中古車部門もインターネットユーザー1300人に聞いた結果です。候補車は、ガリバーで過去1年間に販売された台数の上位40車種の中から選んでもらいました。

 その結果、中古車部門で「大賞」に輝いたのは「トヨタ・プリウス」。そして「購入するなら」でも「プリウス」が受賞し、新車部門の「プリウスα」とともに「プリウス」が4冠となりました。

 中古車市場も燃費の良いモデルの人気が高いですから、ハイブリッドの「プリウス」の人気は理解できます。中古車の販売ランキングでも10位以内に入るほど流通量も増え、価格も落ち着いてきていることから、当面のあいだプリウス人気が続きそうです。

 ランキングに目を移すと、「大賞」「購入するなら」ともに1〜3位はプリウス、ワゴンR、フィットの順となっており、新車よりも現実的な視点で選んでいるようですね。

 販売数上位の車種から選ばれているので、スポーツカーなどの台数が少ないクルマは省かれていますが、それでもミニやクラウンなど、新車の売れ筋とは違う顔ぶれがランクインしています。

 次回はリセールバリュー賞を紹介します。


 
■調査概要
調査期間 2011年12月9〜14日
対象 18〜69歳 男女1300人
調査方法 インターネットによるWebアンケート
調査協力 株式会社マーシュ

プロフィール

鈴木詳一  すずき・しょういち
 ガリバー自動車研究所所長。福島県いわき市出身。車歴:ホンダ・シビック → 日産・ホーミーバン → いすゞ・ジェミニ → トヨタ・スターレット(レース用) → BMW・325i → BMW・328Ci → BMW・M5。リセールバリューの算出や自動車市場動向の調査・研究に日夜勤しむ。最近はTVや新聞でもコメントする機会が増え、見た目を気にするようになった。遥か昔にレースをやっていた程、根っからのクルマ好き。それ故、ミニバンでも走りの要素がないクルマには魅力を感じない。が、速いばかりがクルマではないとも思っている。普段はおっとりとした性格だが、クルマとガンダムについて語り出したら止まらない。CORISMガリバーfacebookでも執筆中。http://twitter.com/GLV_SHOCHOU
2012年1月25日  読売新聞)
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