読書委員が選ぶ「震災後」の一冊
本寄贈プロジェクト
「本よみうり堂」では、東日本大震災後の今だからこそ読みたい本を、「3月11日の後で」のコーナーで4月から毎週紹介してきました。各出版社のご協力をいただき、この欄で紹介した20冊を1セットとし、計20セットを岩手、宮城、福島の被災3県の学校や図書館などに寄贈しました。
寄贈先は、読売新聞読書委員の野家啓一・東北大教授と橋本五郎・本紙特別編集委員が希望理由などを考慮して選定しました。
書籍一覧
- 『幸福論』 アラン
- 『津波災害』 河田惠昭
- 『方丈記私記』 堀田善衞
- 『日本沈没』 小松左京
- 『山之口貘詩文集』 山之口貘
- 『アラスカ物語』 新田次郎
- 『ケインズ伝』 R・F・ハロッド
- 『津波てんでんこ』 山下文男
- 『ちくま日本文学 坂口安吾』 坂口安吾
- 『数学は世界を変える』 リリアン・R・リーバー
- 『森の生活』 H・D・ソロー
- 『時のしずく』 中井久夫
- 『エセー』 モンテーニュ
- 『遠野物語』 柳田国男
- 『陰翳礼讃』 谷崎潤一郎
- 『鶉衣(うずらごろも)』 横井也有
- 『ニーチェ全詩集』 ニーチェ
- 『言わなければよかったのに日記』 深沢七郎
- 『「日本人」という病』 河合隼雄
- 『石原吉郎詩文集』 石原吉郎
- 『パンセ』 パスカル