現在位置は です

本文です
写真

傾く家 再建か移転か

 仙台市南部の住宅地・太白区緑ヶ丘4丁目。ヘリコプターから見下ろすと、周囲には無傷の建物が多い中、崩れた崖を覆ったブルーシートや民家を取り壊した跡の更地が目につく。(2012年1月23日)[全文へ]

写真

ブータン 変わる「幸せ」

 薄暗い板張りの講堂の片隅で、高校生くらいの若者たちが身を寄せ合い、青白く光るテレビ画面に見入っている。内容はインドの娯楽映画だ。(2012年1月16日)[全文へ]

写真

復興 地図に描く日まで

 被災地の復興や支援活動には、精緻で分かりやすい地図が欠かせない。 (2012年1月16日)[全文へ]

写真

総書記死去 先は闇

 中朝国境を流れる鴨緑江(おうりょくこう)。クリスマスシーズンでにぎわう中国・遼寧省丹東とは対照的に、対岸の北朝鮮・新義州(シンウィジュ)は夜になっても人家の明かりはほとんどない。(2011年12月26日)[全文へ]

写真

天国へのメッセージ

 <巴那(はな)ちゃん。いままで本当にありがとう。ピアノが上手で、勉強が得意で、手をいっぱいあげていた巴那ちゃん。休み時間に遊ぼうと声をかけてくれた時は本当にうれしかったよ。会ってもう一度みんなと遊びたいね>(2011年12月19日)[全文へ]

写真

遊具 第二の人生

 少子化やレジャーの多様化で、大型遊園地の閉園が相次ぐ。観覧車やメリーゴーラウンド、コーヒーカップ――。務めを終えた遊具は、どこへ行くのだろう。 (2011年12月19日)[全文へ]

写真

「日本の真珠湾」語り継ぐ

 真珠湾攻撃で太平洋戦争が始まり、今月8日で70年。この戦闘には空からだけでなく、水中からも特殊潜航艇「甲標的(こうひょうてき)」という兵器が参加した。 (2011年12月5日)[全文へ]

写真

資源は無限「知力」発電

 「横浜の湾岸工場地帯に出現した幾何学模様、用水路で勢いよく回るネジ、丘の頂からニョキッと突き出た巨大な眼鏡……。実はこれ、すべて再生可能エネルギーが生み出した光景だ。 (2011年11月28日)[全文へ]

写真

仮設でもご近所さんの輪

 「来てくれてうれしいよ。人としゃべりながら食事をすると、うめえなあ」。今月16日夕、宮城県女川町の仮設住宅に東海智(とうかいさとる)さん(64)を訪ねると、手際よく支度した夕食を出してくれた。 (2011年11月21日)[全文へ]

写真

いつものリンクに帰るまで

 毎週月曜日の夜、宮城県石巻市の須江小学校の体育館に子供たちが集まってくる。地元・石巻ジュニアアイスホッケークラブの選手たち。この体育館は、津波の被害で使えなくなった中瀬公園に代わる、オフシーズンの練習場所だ。スティックの先端には、床を傷つけないよう、靴下がかぶせられている。 (2011年11月14日)[全文へ]

写真

終わらない 持ち主捜し

 宮城県名取市の倉庫の一角。がれきの中から拾い上げられた写真をパソコンに入力してデータベース化する作業が進む。 (2011年11月7日)[全文へ]

写真

傷ついた聖地 復興への祈り

 9月上旬、紀伊半島などに甚大な被害をもたらした台風12号は、世界遺産の霊場・熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)や、参詣道である熊野古道にも深い爪痕を残した。 (2011年10月31日)[全文へ]

写真

汚泥焼却灰 行き場無く

 東京都立川市にある市の錦町下水処理場。服部敏之場長が事務所棟の地下倉庫のカギを開けて電気をつけると床一面を埋める大量のクリーム色の袋が照らされた。 (2011年10月24日)[全文へ]

写真

盲導犬 幸せな余生

 今年7月、散歩中に16歳の老犬エバーが倒れ、体を激しくけいれんさせ始めた。老犬ホームの職員が慣れた手つきで鎮静剤を注射し、他のスタッフと担架でホームへ運び込む。「もう大丈夫だよ」。優しく声をかけながらタオルケットの上に寝かしつけた。 (2011年10月17日)[全文へ]

写真

「出番」待つ がれき山

 宮城県名取市閖上の日和山。高台のないこの地区で、海の様子や港に出入りする船を見渡すために地元住民が築いた丘といわれる。 (2011年10月3日)[全文へ]

写真

台風被害 9人は負けない

 わずか6戸。雲を見下ろすような高台に、山天という集落はある。
 奈良県十津川村の役場から渓谷沿いの道を車で約40分。標高約500メートルの斜面に美しい棚田が広がる。 (2011年10月3日)[全文へ]

写真

濁る海へ 何度でも

 震災から半年が過ぎた9月13日、宮城県石巻市の漁港。接岸した小型船からウエットスーツ姿の男性4人が降り立った。行方不明者の捜索作業を終えたボランティア組織「潜水捜索救難協会」のメンバーだ。 (2011年9月26日)[全文へ]

写真

中国的 温故知新

 週末、北京市東部の団結湖公園。美しい調べに合わせて歌い踊る若者たちは、漢族の伝統衣装「漢服」を楽しもうと、2009年に発足したサークル「漢服北京」のメンバーたちだ。 (2011年8月29日)[全文へ]

写真

先祖の水田 守り抜く

 東日本大震災翌日の3月12日未明、震度6強の地震に見舞われた長野県栄村。人口約2300人。新潟県魚沼地方に近い米どころだが、地震による水田被害は深刻で、昨年の作付面積の約75%に当たる約170ヘクタールで地割れや地盤沈下が発生。そのうち46ヘクタールでは作付けができず、作付けした水田でも、田植え後にあぜが崩れる被害などがみられた。 (2011年8月22日)[全文へ]

写真

身も心も 本当の自分

 「当たり前に過ごす毎日が、まるで奇跡のよう」
 笑顔で話す平川結斗さん(29)(鹿児島市)は7月7日、妻の弥香さん(30)との婚姻届を市役所に提出した。 (2011年8月22日)[全文へ]

写真

それでも この島で生きる

 被災地の小さな島が、浮沈をかけて奮闘している。
 宮城県女川町の沖合にある出島(いずしま)。周囲約14キロに約500人が暮らし、ホヤとホタテの養殖で生計をたてていた静かな島は、その収穫時期を目前にして大津波に襲われた。 (2011年8月15日)[全文へ]

写真

親子の消えない不安

 今年6月と7月、福島市内で開かれた子ども健康相談会。会場には2日で計500人超の親子が訪れ、原発事故による放射能汚染の不安を医師らに訴えた。 (2011年8月8日)[全文へ]

写真

「1000年の野馬追」つなぐ

 「野馬追の歴史をつないでいくために、絶対必要だと思ったんだ」
 福島市内に避難中の自営業横山秀明さん(36)が東京電力福島第一原発から約15キロの浪江町の自宅に戻ったのは、一帯が警戒区域に指定され、立ち入り禁止になる直前の4月21日夜だった。 (2011年8月1日)[全文へ]

写真

天国で聴いてるか

 岸壁に乗り上げた大型貨物船がそのまま残る岩手県・釜石港。近くのがれき集積場を整備して作った特設会場で17日、「釜石夏の港まつり」が開かれた。 (2011年7月25日)[全文へ]

写真

節電 戦う職場

 原発事故の影響で、夏の電力不足が予想される中、日本列島あちこちで、様々な節電対策がとられている。 (2011年7月11日)[全文へ]

写真

小笠原 人と生きる島

 東京の都心から南に約1000キロ。東京・小笠原諸島の父島に近づくと、真っ青な海から空に向かって真っすぐそびえ立つ壁が見えてくる。 (2011年7月4日)[全文へ]

写真

いわきの心を描く

 巨大ウナギが住むと言い伝えられる福島県いわき市平沼ノ内の賢沼。そのほとりにたつ沼之内弁財天の祠は地震で傾き、震災から100日を過ぎた今も放置されたままだ。 (2011年6月27日)[全文へ]

写真

私たち、もう大丈夫

 がれきが残る海沿いの道を、少女が軽快に走る。
 「しばらく津波が怖くて走れなかったけど、もう大丈夫」 (2011年6月20日)[全文へ]

写真

「日本一」のワカメ再び

本州最東端に位置する岩手県宮古市の重茂半島。映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台にもなったトドヶ埼灯台にほど近い岩場で、漁師たちが小型漁船から身を乗り出し、海中をのぞき込む。(2011年6月13日)[全文へ]

写真

我が子はここにいる

答案用紙にこびりついた泥。歯ブラシで浮かせて、ティッシュで丁寧にぬぐうと、見慣れた筆跡の文字が現れる。〈情景〉〈承知〉――。「こんな漢字、書けるようになってたんだ」。(2011年6月6日)[全文へ]

写真

慣れぬ土地 やっと笑顔

 5月下旬、京都市伏見区にある小学校のグラウンド。練習に励む少年野球チームの中で、2人だけ真新しいユニホームを着た男の子が声をからしていた。6年の根本蓮也君(12)、弟の2年琉生君(7)だ。(2011年5月30日)[全文へ]

写真

「すまねぇ」 牛と最後の朝

 「この牛も、あの牛も、ずっと育ててきたんだよ」
 18日早朝。佐藤照子さん(56)は、食肉処理場に連れられていく乳牛たちから目を離せなかった。覚悟を決めていたつもりでも、気がつくと涙があふれていた。(2011年5月23日)[全文へ]

写真

ケイリン こぎ出すわよ

 花嫁? いいえ、競輪選手の卵です――。来年7月、48年ぶりに復活する女子競輪(ガールズケイリン)。(2011年5月16日)[全文へ]

写真

漁師町 共に生きる

 「今日もがんばっぺ」。宮城県石巻市の牡鹿半島。半島南西部に位置する小渕浜地区では毎朝8時、若い漁師たちが次々とトラックに乗り込む。(2011年5月9日)[全文へ]

写真

原発30キロ圏 家族を探す

 「このあたりは何十回も捜した」。泥水につかったままのがれきの中を歩きながら、小西康弘さん(37)は顔をゆがめた。「うちのばか息子はまだ出てこねぇ」(2011年5月2日)[全文へ]

写真

ハンター 高齢化の波

 「今はなんとかなっているが、5年後、10年後はどうなっているやら」(2011年3月7日)[全文へ]

写真

羽ばたいた44年

 矢代の放ったフリースローが決まり、この試合の100点目、そして44年間のチーム史を閉じる、最後の1点となった。(2011年2月28日)[全文へ]

写真

角界 遠き春

 円を描くように掘り返された土。勝負俵で囲み、土俵をしつらえるはずだった場所に、衣装棚や座布団、ハンガーなどがうずたかく積まれている。(2011年2月21日)[全文へ]

写真

ツリー すくすく

 芽吹きから幼木を経て、月日とともにその白い幹が大空に向かって駆け上がる――。東京・墨田区で“成長”を続ける東京スカイツリーが、今月下旬にも自立式電波塔として、高さ世界一の座に就く。(2011年2月14日)[全文へ]

写真

のしかかる…白

 新潟県魚沼市で1月31日に409センチの積雪を記録し、30年ぶりに最高積雪が4メートルを超えるなど、日本海側を中心に記録的な大雪に見舞われた。(2011年2月7日)[全文へ]

写真

岐路のスキー場

 岐阜、長野県境にそびえる御嶽山(3067メートル)。そのすそ野にあった濁河(にごりご)温泉スキー場は昨シーズンで閉鎖した。(2011年1月31日)[全文へ]

写真

就活・氷河期・ミスマッチ

 昨年12月、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた合同企業説明会。今春卒業を控えながら、まだ就職先が見つからない大学生らを対象にした説明会だが、会場は空席が目立つ。(2011年1月24日)[全文へ]

写真

ハイチ 乾かぬ涙

 カン、カンと甲高い槌音(つちおと)がテント村の奥から響いてくる。(2011年1月17日)[全文へ]

写真

なりきり 甲冑イイ!

 「いざ、出陣!」。「織田信長」が刀を抜いて叫ぶ。面前で繰り広げられる寸劇や甲冑(かっちゅう)ダンスに、集まった500人ほどの観客は大喜びだ。(2010年12月27日)[全文へ]

写真

新・お寺の風景

 大阪市の繁華街・難波にほど近い天王寺区下寺町。瓦ぶきの伽藍(がらん)が立ち並ぶ界隈(かいわい)で、コンクリート造りの円柱形の建物がひときわ目をひく。(2010年12月20日)[全文へ]

写真

放課後は女子プロレス

 試合終了のゴングが鳴る。だが観客は帰らない。もう一つの見せ場が始まるからだ。さっきまで死闘を繰り広げた選手がリング上に集まり、座談会が始まる。(2010年12月13日)[全文へ]

写真

よみがえれ 魚のすみか

 「すぐそこでカレイやヒラメが取れたんだ」
 砂浜と岩礁が美しい海岸線を形作る神奈川県葉山町。ここで長年、刺し網や竿(さお)で取る魚や海藻類を糧としてきた漁師の矢嶋四郎さん(74)は昔を振り返る。(2010年12月6日)[全文へ]

写真

同胞よ 何てことを…

 「向こう岸の人たちは血の通った人間なのかね」北朝鮮の砲撃を受けた韓国・延坪島(ヨンピョンド)の集落。(2010年11月29日)[全文へ]

写真

八ッ場 7代目の決断

 「この1年、一喜一憂。上げられたり、下げられたり」。八ッ場(やんば)ダム問題に揺れる群馬県長野原町の川原湯温泉。(2010年11月22日)[全文へ]

写真

泡と消えた「魚の宝庫」

 「上流の工場から汚水が流れてくると川が黒く濁る。3年前と比べて水揚げは5分の1ほどだよ」。(2010年11月8日)[全文へ]

写真

世界つなぐ光跡

 10月21日にD滑走路が加わり、滑走路が計4本となった羽田空港。日没後の午後6時頃から9時頃までは、1時間に50機以上の航空機が離着陸するラッシュ時間帯だ。(2010年11月1日)[全文へ]

写真

絵本と光 降りそそぐ

 青から紫、赤、黄。1500冊の絵本の表紙が上から流れるように並ぶ。(2010年10月25日)[全文へ]

写真

土地改良 農家の願い

 一面に敷き詰められたタイルのような水田。バランス良い水路や農道。上空から見ると、その土地改良の機能美が際立つ。(2010年10月18日)[全文へ]

写真

「眠らぬ羽田」は目前

 24時間国際拠点(ハブ)空港を目指して今月21日、羽田空港新国際線ターミナルが開業する。(2010年10月04日)[全文へ]

写真

高齢者守る 地域の絆

 東京・大田区。独り暮らしの男性(66)が住むアパートからの異臭に、周囲が気付いたのは昨年12月だった。(2010年9月27日)[全文へ]

写真

韓国で妻として

 日本が朝鮮半島を植民地支配していた時代、朝鮮の男性と結婚した日本人妻たち。玄界灘を渡り、韓国で生き抜いてきた。(2010年9月13日)[全文へ]

写真

アメリカを超えろ

 「すごい! 本当に飛び出してくるんだ」。3D映画専用眼鏡をかけた観客であふれる北京市内の映画館。(2010年8月30日)[全文へ]

写真

再生の水辺に 都市化の波

 「7年前から、ここでコアマモを目にするようになった」。高知市中心部の新堀川脇に住む西岡謙一さん(60)は7月の大潮時、仲間が川で行う生物調査に目を凝らした。(2010年8月23日)[全文へ]

写真

イルカ寄り添うフィン

 イルカの尾びれにそっくりの、人間用フィン(足ひれ)の制作を進める彫刻家がいる。大阪府富田林市の薬師寺一彦さん(42)。(2010年8月16日)[全文へ]

写真

帰郷の孤児 なお試練

 「落葉帰根」(葉は落ちて根から木に戻るように、人もいずれは故郷に戻る)。(2010年8月9日)[全文へ]

写真

悩む母一人にしない

 子育てにつまずき、悩む母親の孤立を防ぎたい。そんな取り組みが進む。(2010年8月2日)[全文へ]

写真

異変の小笠原

  小笠原諸島の生態系に「異変」が生じている。日没後の父島。活動を始めた2匹のオガサワラオオコウモリ(国の天然記念物)が、外来植物のリュウゼツランの蜜を求めて飛来した。(2010年7月26日)[全文へ]

写真

激闘の果てに…

 (2010年7月12日)[全文へ]

写真

揺れる「国技」 土俵際

 相撲界が揺れている。野球賭博問題で開催が危ぶまれた名古屋場所(11日初日)は、予定通り開催されることになったが、「国技」に向けられる目は厳しさを増すばかりだ。(2010年7月5日)[全文へ]

写真

富士 安全登山への道

 「ここは難しいな」。登山道を覆う残雪を見上げ、調査員がつぶやいた。(2010年6月28日)[全文へ]

写真

技と気迫 世界を魅了

 (2010年6月21日)[全文へ]

写真

「清水」の舞台裏

 「清水の舞台」で知られる世界遺産・清水寺(京都市東山区)。本堂からせり出した舞台を支える柱の本格的な修復に向け、傷み具合などをチェックする調査が、この春から行われている。(2010年6月14日)[全文へ]

写真

南ア 貧しき白人

 サッカー・ワールドカップ(W杯)開催に沸く南アフリカ。アパルトヘイト(人種隔離政策)が撤廃され、黒人が雇用などで優遇されて中所得層が増えた。(2010年6月7日)[全文へ]

写真

子牛と農家に 罪はない

 先月、宮崎県で発生した家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」。その猛威は止まらず、殺処分される対象の家畜は16万頭以上に達している。(2010年5月31日)[全文へ]

写真

「乾田直まき」農家の挑戦

 「津軽の名峰」岩木山を望む青森県西部。遅い春もたけなわとなり、今年の米作りがスタートした。(2010年5月24日)[全文へ]

写真

日本へ 大陸からの大波

 「日本で着物姿の結婚写真を撮るのが夢でした。中国で結婚式を挙げるときにはこの写真を会場中に飾りたい」(2010年5月17日)[全文へ]

写真

白球追う女子の青春

 多摩川沿いの野球グラウンドで、日が暮れるまで練習が続く。(2010年5月10日)[全文へ]

写真

ヤンバルクイナを守る

 沖縄本島北部にのみ生息する国の天然記念物、ヤンバルクイナ。絶滅を食い止める取り組みの最前線には、沖縄県うるま市のNPO法人「どうぶつたちの病院」(長嶺隆理事長)の活動もある。(2010年4月26日)[全文へ]

写真

「貧困」を食い物にされ

 6日午前8時、大阪府東大阪市の銀行支店。現金自動預け払い機(ATM)コーナーのシャッターが開くと、生活保護受給者らが一斉にATMに向かった。(2010年4月19日)[全文へ]

写真

遺族に時効はない

 なぜ、うちの娘なのか……。真相が闇に葬られることがいちばんやりきれない」。焼け残った娘の写真を手に、小林賢二さん(63)は声を詰まらせた。(2010年4月12日)[全文へ]

写真

瀬戸内の足 いつまでも

 高速道路の通行料金割引がフェリー会社を直撃している。本四架橋と競合する瀬戸内海の航路への影響がとくに大きく、日本旅客船協会(東京)によると、この1年間に4社5航路が廃止された。(2010年4月5日)[全文へ]

写真

木曽馬を絶やすな

 19日。今年初めての赤ちゃん馬の誕生に、厩舎(きゅうしゃ)が笑顔に包まれた。本州では唯一の日本在来馬、木曽馬の飼育を手がける施設「木曽馬の里」(長野県木曽町)。(2010年3月29日)[全文へ]

写真

空腹といらだち

 ダーン。自動小銃の威嚇射撃音がこだました。クモの子を散らすように逃げる人々を兵士が追いかけ、地面に引きずり倒して後ろ手に縛る。(2010年3月8日)[全文へ]

写真

喜びも悔しさも忘れない

 (2010年3月1日)

写真

紙一重の世界で

 (2010年2月22日)[全文へ]

写真

眠れる鉱山 再始動

 日本の近代化を支えながら、資源の枯渇、採算の悪化などで近年はほとんどが姿を消した日本の鉱山。(2010年2月15日)[全文へ]

写真

再生への翼 休めない

 日本航空が東京地裁に会社更生法の適用を申請した先月19日。同社の客室乗務員駒沢香さん(25)は、経営破綻を伝えるニュースが流れる中、成田空港からバンクーバーへ飛び立った。(2010年2月8日)[全文へ]

写真

急成長 光と影

 超高層ビルが林立する中国・上海。日が沈み、空の色が濃紺から漆黒へと変わるにつれ、ビル群の輝きが増していく。市内を走る高速道路には車があふれ、オレンジの川のようだ。(2010年2月1日)[全文へ]

写真

春まで一つ屋根の下

 雪がしんしんと降り続く山あいの集落に「のくとい館」はある。標高1100メートルの岐阜県高山市高根町。一帯が静寂に包まれるなか、館内に笑い声があふれる。(2010年1月25日)[全文へ]

写真

絶望のハイチ

 カリブ海の小国ハイチを襲ったマグニチュード(M)7の大地震発生からまもなく1週間。夜になると、停電であかりが消えたままの首都ポルトープランスでは、互いに励まし合うように賛美歌の合唱がどこからともなく聞こえてくるが、その歌声も余震の度に悲鳴へと変わってしまう。(2010年1月18日)[全文へ]

写真

密猟に泣く 動物の宝庫

 固有種の宝庫、インドネシア。小鳥を売る店がひしめくジャカルタの鳥市場周辺には、違法な野生動物の闇市場も点在する。(2010年1月4日)[全文へ]

写真

独自の世界 大胆に

 滋賀県栗東市。底冷えのする山あいの工房で、沢田真一さん(27)は一心に作品と向き合う。粘土をしなやかにこね、自分の作品の特徴である「トゲ」を規則正しく付けていく。(2009年12月28日)[全文へ]

写真

保育園求め 苦悩の日々

 サラリーマンやOLが足早に行き交う師走の東京・丸の内。人込みの中に、ベビーカーを押して駅へ向かう女性の姿があった。(2009年12月21日)[全文へ]

写真

守れ!神様仏様

 滋賀県甲賀市の「西香院」のお堂から、「十一面観音立像」など3体が盗まれているのが発覚して、14日で半年を迎えた。(2009年12月14日)[全文へ]

写真

たくましく 越冬のトキ

 日本海を夕日が染め始めた時、見物人から歓声が上がった。(2009年12月7日)[全文へ]

写真

看取る先に見えるもの

 本紙で連載した「長寿革命」の取材で、末期の膵臓(すいぞう)がんを患う警備員の藤田保善さんと知りあった。(2009年11月30日)[全文へ]

写真

ベルリン「心の壁」

 深夜の旧東ベルリン地区に突然、ビール瓶が割れる音が響く。吐く息が白くなるほど冷え込んだ街角に、10代後半の男女がたむろしていた。(2009年11月16日)[全文へ]

写真

「エコ女子」 キャンパス彩る

 温室効果ガスの削減が叫ばれる中、エコ活動が全国の大学で広がっている。(2009年11月2日)[全文へ]

写真

人工のヒレで 私は泳ぐ

 両前肢を大きくはばたかせて「悠ちゃん」が泳ぐ。神戸空港島(神戸市中央区)の人工海水池。 (2009年10月26日)[全文へ]

写真

菅家さんの再出発

 63回目の誕生日を迎えた11日。足利事件で服役し釈放された菅家利和さんは、支援者からネクタイをプレゼントされると、うれしそうに胸に当ててみせた。 (2009年10月19日)[全文へ]

写真

サモア地震

 南太平洋のサモア諸島沖で9月29日に地震が発生して、間もなく1週間となる。大津波が押し寄せたサモアと米領サモア、トンガの犠牲者数は合わせて200人近く。 (2009年10月5日)[全文へ]

写真

地の底は2万年前

 樹林に覆われた山肌を登っていくと、ぽっかりと口を開けた直径2メートルほどの穴が見えてくる。のぞき込むと闇が広がり、顔に冷気が吹きつける。 (2009年9月28日)[全文へ]

写真

「感染しませんように…」

 群馬県高崎市の産婦人科病院「佐藤病院」で、リラックスしてお産を迎えるための呼吸法教室が行われていた。参加者は約30人。顔を覆い尽くすほど大きなマスクを全員がかけている。 (2009年9月14日)[全文へ]

写真

枯れる修験道の山

 ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つ、大峯山系の大峯奥駈道。修験道の行者が登る険しい山道の途中に、弥山(1895メートル)はある。 (2009年9月7日)[全文へ]

写真

圧勝、大敗 戦い終えて

 多くの報道陣が詰めかけた民主党の開票センターの壁一面には、政権交代を訴えた候補者のポスターが掲げられていた。 (2009年8月31日)[全文へ]

写真

診療再開いつ・・・

 医師不足や財政難のため千葉県銚子市の市立総合病院(393床16診療科)が診療を休止して、来月末で1年になる。 (2009年8月24日)[全文へ]

写真

ダムに翻弄される民

 今年もここで米が作れる――。先祖代々受け継いできた水田で、小さい頃から親の手伝いをしてきた篠原箭(すすむ)さん(62)は、ささやかな喜びを胸にあぜ道を歩き、穂を出し始めた稲を見つめた。 (2009年8月17日)[全文へ]

写真

「ごみゼロ」 住民みんなで

 無駄、浪費のない、ごみをなくす社会をつくるために日々の生活を見直そう。「ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)」と呼ばれる理念が全国で広がりつつある。 (2009年8月10日)[全文へ]

写真

男性介護者に支援の輪

 川崎市に住む内田順男さん(71)が、妻の好子さん(72)を介護するようになって17年になる。若年性認知症と診断された妻は今、寝た切りの生活を送る。 (2009年8月3日)[全文へ]

写真

再び脚光「富士山測候所」

 富士山頂に吹き荒れた横殴りの風雨が収まり、小さな窓から夕日が差し込んできた。 (2009年7月27日)[全文へ]

写真

ウイグル 悲しき夏

 中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の区都ウルムチは、高層ビルが立ち並ぶ大都会だ。 (2009年7月13日)[全文へ]

写真

再犯抑止に心の教育

 「オーラ! カム! カム!」 短く刈り上げた頭に白髪の目立つ男性受刑者が、個室の並ぶ廊下で叫ぶ。 (2009年7月6日)[全文へ]

写真

がん経験 伝えたい

 がんと闘い、乗り越えてきた体験を伝え、同じ病に苦しむ人を少しでも勇気づけたい。そんな思いで活動している人たちがいる。 (2009年6月29日)[全文へ]

写真

W杯 最高のピッチで

 2010年サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は、開催まで1年と迫った。同国政府にとって、最大の課題は治安の改善。「世界最悪の犯罪都市」と呼ばれる最大都市ヨハネスブルクでは、市警が「犯罪撲滅作戦」を本格化している。 (2009年6月22日)[全文へ]

写真

ハチの飼育 守る

 ミニトマトのビニールハウスにクロマルハナバチの羽音が響く。「丈夫でよく働くので今年は収穫が楽しみ」。農家の向面(むかいづら)正一さん(63)は目を細めた。(2009年6月15日)[全文へ]

写真

メキシコ 覚めぬ悪夢

 リング外に落ちた相手めがけて、覆面レスラーが跳んだ。派手な体当たりに会場がどっと沸いた。(2009年6月8日)[全文へ]

写真

内戦25年の傷跡

 スリランカで、約25年に及ぶ内戦が終わった。だが、国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、北部バブニアでは26万人以上が避難民キャンプで暮らす。(2009年6月1日)[全文へ]

写真

荒れた農地 再生へ

 注目を集めて1頭のヤギが草をはんでいる。ここは栃木県日光市の山間地。ヤギは、同市が1日100円で農家にレンタルしている。(2009年5月25日)[全文へ]

写真

「見えない敵」との戦い

 4月下旬から世界的に猛威をふるい始めた新型インフルエンザ。感染者が水際で見つかっていた日本でも、16日には関西で、人から人への感染が確認され、流行の新たな局面を迎えている。(2009年5月18日)[全文へ]

写真

震災の地は「名所」か

 「このあたりには橋がありました。ちょうど通りかかった2台のバスもろとも今は地中深く埋まっています」。(2009年5月11日)[全文へ]

写真

自転車にも環境を

 自転車で通勤する人が増えている。満員電車に乗りたくない、健康のため、気持ちがよいなど始める理由はさまざま。(2009年4月27日)[全文へ]

写真

出稼ぎゾウの涙

 午前2時。タイ・バンコクの空き地で、9歳のアジアゾウが巨体を横たえていた。前後の足は鎖で縛られ、自由がきかない。(2009年4月20日)[全文へ]

写真

花めでる人 守る人

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にある奈良県吉野町の吉野山は、一年で最も華やぐ季節を迎えた。(2009年4月13日)[全文へ]

写真

胸張って「納棺師です」

 山形県酒田市の奥山麻美さん(28)は、勤続5年目の納棺師だ。遺体を挟んで遺族らと向き合い、まず故人の表情を整える。(2009年4月6日)[全文へ]

写真

仕事よ、いずこに

 「4日ぶりの飯だからメチャメチャうまいっす」。2月に家を失った27歳の男性は、支援者の炊き出しでやっと手に入れた食事をほお張りながら言った。(2009年3月30日)[全文へ]

写真

冬、十二の瞳と

 昭和30年代、雪深い地域には通学が困難な児童のための冬季分校が全国に約700校もあった。(2009年3月25日)[全文へ]

写真

ブラジル人学校の危機

 テレビを見て、ゲームをして、1日が終わってしまう。家から出ることはほとんどない。「友だちに会えなくてさみしい。みんなの声を忘れてしまいそう……」(2009年3月18日)[全文へ]

写真

エミューに再生懸ける

 ダチョウに次いで世界で2番目に大きい鳥、エミュー。オホーツク海の流氷が押し寄せる北海道・網走市で、この鳥に地域再生を懸ける人たちがいる。(2009年3月11日)[全文へ]



現在位置は です


今週のPICK UP

PR

国内線 空席照会・予約はこちらから ANA
出発空港 到着空港
搭乗日 出発時刻
搭乗クラス