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恋活小町

バレンタイン! 片想いの彼を振り向かせる戦略

 (2)のトピ主さんとお相手の関係については、まだまだこれから、といった印象。「彼から一度も誘われたことがない」ということは、彼のほうは、現段階では「トピ主さんとその先の関係に進めたい」とは特に思っていない可能性が高いかも。いきなりの告白よりも、2人きりで会うところから始めて、まずは異性として意識してもらう必要があると思います。

高すぎる物は逆効果も

 さて、バレンタインといえばチョコレートが一般的ですが、最近は1粒が何千円もするような高級品も目にします。また、チョコレートだけではなく、男性物の贈り物コーナーもにぎわっていますね。どちらにしても、あまり高額なものをプレゼントするのは、付き合っていない関係ならばなおさら、心理学的に見るとあまり良い作戦ではありません。人間は、他人から「好意」をもらうと、同等の「好意」を返すことでバランスを取ろうとする心理が働きます。あまり高額なプレゼントをもらってしまうと、それを返さなくてはいけないという「プレッシャー」が生まれたり、同等のものを返せないとなると、相手に対して「申し訳ない」「肩身が狭い」と感じたりもします。

 さらに、こういった「申し訳なさ」を強く感じてしまうと、無意識にその相手を遠ざけたくなる心理も生まれます。男性は特に、自分の収入への意識が強く、女性に対しては、ある程度、見栄を張りたいという心理もあります。そのため、女性があまりに高価なプレゼントをしてしまうと、男性に「プレッシャー」を与え、「申し訳なさ」「肩身の狭さ」を感じさせてしまうかも。せっかくのプレゼントが、逆に相手を遠ざけてしまう結果にもなりかねません。チョコレートも贈り物も、あくまで相手のことを考慮しつつ、負担にならない、気軽なものを贈りましょう。

告白の必勝法は「楽しい時間」

 バレンタインの告白をうまくいかせるために最も重要なのは、当然ながらプレゼントに込められた「想い」、そして一緒に過ごせる場合は、あくまで、「2人でいて、楽しい時間を過ごせるかどうか」という部分。何をプレゼントしようか、と売り場を何度もうろうろするより、当日、「どんなことをしたら、どんな話をしたら、相手は喜ぶかな?」という計画を立てるのに時間をかけたほうが、告白の効果は高いかもしれませんね。

 世界各地で「愛の誓いの日」となっている、バレンタイン。告白をされる方もされない方も、好きな人がいるという「幸せな感覚」をたくさん味わえる、楽しいイベントになることを祈っています。

ニュース提供
外山ゆひら (とやま・ゆひら)さん
フリーライター
執筆分野は心理学、文化・文芸関連。ニュースポータルサイト・エキサイトでは、男女関係や恋愛心理についてのコラムを執筆。作詞家やミュージシャンとしても活躍中。


2012年2月9日  読売新聞)

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