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本よみうり堂

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書評


評・朝吹真理子(作家) 旅先で誰しも一度は入ったことのあるような、腰を休めに入るだけの、看板の字も雨ざらしになって判読しにくい古びた食堂「お休み処・風弓亭」はそういう数多(あまた)ある食堂のひとつとして、山の上の湖のほとりに店を構えている。 (1月16日)[全文へ]


評・松山 巖(評論家・作家) 八年の時をかけた短篇(たんぺん)集。すでに古稀(こき)を超えた作者の八年という時間は作品に反映され、七短篇、どの主人公も雑誌発表時の作者の年齢が重ねられている。 (1月16日)[全文へ]


評・橋爪大三郎(社会学者・東京工業大教授) 僧侶が結婚し、肉や魚を食べる。 (1月16日)[全文へ]


評・湯本香樹実(作家) 小説、戯曲、ドラマ脚本、と様々なかたちを持つ山田太一の物語世界。本書にはそのエッセンスが滴るほどに詰まっている。 (1月16日)[全文へ]


評・中島隆信(経済学者・慶応大教授) 経済学者で正義を語る資格があるのは、貧困や不平等の研究で多くの業績があるセンを置いて他にいないだろう。 (1月16日)[全文へ]


評・杉山正明(ユーラシア史家・京都大教授) 今、トルコ共和国のイスタンブールにいる。 (1月16日)[全文へ]


評・横山広美(科学コミュニケーション研究者・東京大准教授) 耳慣れない「科学思想史」とは、事実の列挙よりも、科学者の理論やそれが生まれる科学者の思想背景に焦点を当てる学問であるという。 (1月16日)[全文へ]


評・橋本五郎(本社特別編集委員) 司馬遼太郎とその作品の持つ意味を通して、日本とは、国家とは、日本人とは何かを考察した書である。 (1月16日)[全文へ]


評・山内昌之(歴史学者・東京大教授) 今から2000年ほど前になる。前漢の高祖劉邦(りゅうほう)末裔(まつえい)として漢室を再興した男の物語である。 (1月10日)[全文へ]


評・ロバートキャンベル(日本文学研究者・東京大教授) 冒頭は静かな気流に乗ったような気分で淡々と読めた。主人公が二人いる。 (1月10日)[全文へ]


評・畠山重篤(カキ養殖業) 本書は三陸の巨人、山浦玄嗣医師のベストエッセイである。 (1月10日)[全文へ]


評・辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト) キリスト教の「聖人」は神と人間の仲介役として人々に(あが)められています。 (1月10日)[全文へ]


評・管啓次郎(詩人・比較文学者明治大教授) 月に一度「ステーキ・ナイト」があった。 (1月10日)[全文へ]


評・岡田温司(西洋美術史家・京都大教授) OLが出勤中に電車でお化粧、そんなのは序の口。 (1月10日)[全文へ]


評・星野博(ノンフィクション作家・写真家) 海外で経済的困窮状態に陥る日本人、「困窮邦人」。その半数近くがフィリピンに滞在し、その数は増加する一方だという。 (1月10日)[全文へ]


評・尾崎真理子(本社編集委員) 現代日本の小説が次々に翻訳、輸出され始めたのは、独フランクフルト国際図書展で日本がテーマ国に選ばれた、1990年以降のことだろう。 (1月10日)[全文へ]


評・三浦佑之(古代文学研究者・立正大教授) 一年の計は元旦にありと思いながら、まだ新年の計画が立っていないという方には、ぜひ本書を読んでほしい。 (1月10日)[全文へ]


評・朝吹真理子(作家)(2)『アルテス Vol.01』
(3)『25時のバカンス』 市川春子著
(12月26日)[全文へ]


評・池谷裕二(脳研究者・東京大准教授)(2)『響きの科楽』 ジョン・パウエル著
(3)『「なぜ?」から始める現代アート』 長谷川祐子著
(12月26日)[全文へ]


評・今福龍太(文化人類学者・東京外国語大教授)(2)『柳田国男と今和次郎 災害に向き合う民俗学』 畑中章宏著
(3)『悲しみにある者』 ジョーン・ディディオン著
(12月26日)[全文へ]

草原の風

読売新聞朝刊で連載している中国歴史小説「草原の風」の読書ガイドです。

コラム

HONライン倶楽部


 東日本大震災と原発事故、欧州経済危機、「なでしこジャパン」の活躍――。歴史的な一年となった今年、あなたはどんな本と出合いましたか? 年末恒例の「最高の一冊」には、熱い投稿がどーんと届きました。 (12月27日)[全文へ]

柳田国男特集

空想書店


 『スティーブ・ジョブズ』を読んで、改めて考えさせられたのだが、伝記とはいったい何なのだろう? 例えばジョブズが若い頃インド放浪の旅から戻ってきて両親と空港で再会する、次の部分。 (1月17日)[全文へ]

ポケットに1冊


 累計625万部の「密命」シリーズが、ついに完結した。 (1月18日)[全文へ]

コミック・マガジン

マンガは僕の友達だった


 先日、知人からこんな連絡があった。「漫画家のすがやみつるさんのツイッターで、この連載が紹介されている」と。「マンガ好きの記者で以前、取材を受けた」という内容だったという。実は、すがやさんを取材したのも、前回書いた「人気コミック フーズ・フー」の一環だった。すでに四半世紀近く前のことだ。 (1月6日)[全文へ]

本こども堂

子どもたちへ


中川素子(なかがわ・もとこ)さん 69 (みな)さんが普段(ふだん)、手にしている絵本。そこには、それぞれの国の長い歴史の中で(つちか)われた、独特(どくとく)の表現やデザインがあります。 (1月17日)[全文へ]




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編集者が選ぶ2011年海外ミステリー

海外ミステリーが傑作揃いだった2011年。各社担当編集者のベスト5を紹介します。

連載・企画

海外ミステリー応援隊【番外編】 2011年総括座談会
世界の長・短編大豊作…やはり新作「007」、「犯罪」不思議な味、北欧モノ健在(11月29日)

読書委員が選ぶ「震災後」の一冊

東日本大震災後の今だからこそ読みたい本20冊を被災3県の学校などに寄贈するプロジェクト

読売文学賞

読売文学賞の人びと
第62回受賞者にインタビュー

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