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本よみうり堂

書評


評・細谷雄一(国際政治学者・慶応大教授) それにしてもなんと幸福感に満ちた対談だろう。 (2月13日)[全文へ]


評・朝吹真理子(作家) 絶滅したはずの言語に会うため、毎晩、辞書をとりだす。『千夜一夜物語』を読むように、寝る前に、少しずつ読みすすめている。 (2月13日)[全文へ]


評・ロバートキャンベル(日本文学研究者・東京大教授) 小説が人工物、起こることすべてがフィクショナルであることは百も承知だが、それでも本書の仕打ちはあまりだ。 (2月13日)[全文へ]


評・湯本香樹実(作家) 一九四〇年、ナチスがオランダに侵攻すると、一家は離ればなれに隠れ住むことを余儀なくされる。 (2月13日)[全文へ]


評・三浦佑之(古代文学研究者・立正大教授) 今年が古事記編纂(へんさん)1300年にあたるというので、世の中はいささか浮かれ気分。 (2月13日)[全文へ]


評・横山広美(科学コミュニケーション研究者・東京大准教授) 衝撃的な本であり紹介も難しい。 (2月13日)[全文へ]


評・辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト) 八重歯全開の表紙が目を引く「八重歯ガール」。 (2月13日)[全文へ]


評・松山 巖(評論家・作家) 驚くほどの部厚い本だが、読み進めれば、厚くなってしまった理由はよくわかる。 (2月13日)[全文へ]


評・松山 巖(評論家・作家) 近現代とは、いかなる人の生涯も政治と経済の変動、つまり世界の変貌に否応(いやおう)もなく翻弄される時代の始まりだ、と定義できるのでは。 (2月6日)[全文へ]


評・星野博美(ノンフィクション作家・写真家) いまや日本でその名を知らない人は少ないだろう、IT事業家、孫正義。3・11以降はいち早く脱原発の旗頭的存在となり、その動向からはますます目が離せない。 (2月6日)[全文へ]


評・管啓次郎(詩人・比較文学者・明治大教授) 3月11日が近づいている。やがて1年。この間、日本語は、大震災の経験を深める言葉を発してきただろうか。 (2月6日)[全文へ]


評・尾崎真理子(本社編集委員) 足の衰えも要介護のレベルも、徐々に深刻さを増すなら、あきらめもやがて追い着くのかもしれない。 (2月6日)[全文へ]


評・橋爪大三郎(社会学者・東京工業大教授) 科挙の試験のため出かけた広州で、二二歳の洪火秀はキリスト教の冊子をもらった。 (2月6日)[全文へ]


評・岡田温司(西洋美術史家・京都大教授) 日本にも馴染(なじ)みの深い韓国系のヴィデオ作家ナム・ジュン・パイクが「TV仏陀」という、人々の意表を突く作品をアメリカで発表したのは1974年のこと。 (2月6日)[全文へ]


評・細谷雄一(国際政治学者・慶応大教授) すでに冷戦が終わってから二〇年が過ぎた。冷戦史研究がイデオロギー対立や政策論争と連動することは少なくなった。 (2月6日)[全文へ]


評・池谷裕二(脳研究者・東京大准教授) 科学者の伝記を紹介してゆくという風変わりな連載企画がかつて専門誌であり、当時から研究者仲間で話題だった。 (2月6日)[全文へ]


評・中島隆信(経済学者・慶応大教授) 東日本大震災で亡くなった子どもと同数が毎日死んでいる国をどう救えるか。 (2月6日)[全文へ]


評・ロバート キャンベル(日本文学研究者・東京大教授) 今の日本語辞書の多くは『広辞苑』のように草冠や木偏など樹木っぽい文字を題名に使うが、もとより日本語は『河海抄』(室町時代の『源氏物語』注釈書)や『言海』(明治の辞書)に見るように「言の葉」と考えられ、平たく薄く広い海の上を漂うイメージとして捉えやすい。 (1月30日)[全文へ]


評・小泉今日子(女優) あの時もそうだった。 (1月30日)[全文へ]


評・朝吹真理子(作家) 思わず目が乱される大小さまざまのフォント、(おびただ)しいルビ、二〇一〇年から二〇一一年にかけて発表された「メモ」は、言葉に言葉を差しこむことで全ての行を割注にし、沈黙を推進させてゆく。 (1月30日)[全文へ]

著者来店


 「知らない著者だけど、何だか面白い」。読書委員の一言が気になり、翌日、手に取った。 (2月14日)[全文へ]

『番犬は庭を守る』の岩井俊二さん

コラム

HONライン倶楽部


 日本の民俗学を切り開いた柳田国男の死去から今年で50年。全国各地を歩いて収集した不思議な話の数々は、今も多くの読者を引きつけています。 (1月31日)[全文へ]

犬の本

空想書店


 高校時代、日曜になると神田神保町の三省堂に行って一日中、本を眺めて過ごしていた。 (2月14日)[全文へ]

ポケットに1冊


 ベトナム戦争は、今の若い人には遠い日の出来事であろう。だから、この戦争報道の日常を精緻に記した本を手に取る人も少ないかもしれない。 (2月8日)[全文へ]

コミック・マガジン

マンガは僕の友達だった


 文化部で10年余、マンガだけでなく、かねての希望でもあった文芸担当にもなり、ようやく自分の記者としての方向が見え始めた、と思っていた頃、上司に呼ばれて異動を打診された。「出版局に行ってくれないか」という。もちろん、当然断った。しかし、すまじきものは宮仕え、である。結局は、さまざまに説得されて、出版という仕事をすることになる。「新しいマンガ雑誌を作る」という、当時の自身にとって魅力的な一言も決心を促すことになった。 (2月2日)[全文へ]

本こども堂

子どもたちへ


中川素子(なかがわ・もとこ)さん 69 (みな)さんが普段(ふだん)、手にしている絵本。そこには、それぞれの国の長い歴史の中で(つちか)われた、独特(どくとく)の表現やデザインがあります。 (1月17日)[全文へ]




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編集者が選ぶ2011年海外ミステリー

海外ミステリーが傑作揃いだった2011年。各社担当編集者のベスト5を紹介します。

連載・企画

海外ミステリー応援隊【番外編】 2011年総括座談会
世界の長・短編大豊作…やはり新作「007」、「犯罪」不思議な味、北欧モノ健在(11月29日)

読書委員が選ぶ「震災後」の一冊

東日本大震災後の今だからこそ読みたい本20冊を被災3県の学校などに寄贈するプロジェクト

読売文学賞

読売文学賞の人びと
第63回受賞者にインタビュー

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